即売会構成要素その2

先日お金とタイミングという指摘を頂いたのでそれについて追記。


・お金
一般的に成功と定義される即売会であれば、開催費とカタログ販売費や参加費でペイすることが可能だが。
それでも収入が入るのは開催1ヶ月前(参加費)だったり、当日(カタログ販売費)だったりする。
とにもかくにも、初期費用は結構かかる。
規模にもよるけれど、会場費とチラシ印刷費が払える程度あれば大丈夫だと思われる。


・タイミング
とても重要な要素をしめるのがこれ。
たとえば、コミケ当日に○○オンリーをやりますって言っても人は来ない。
(例外:コミケ当日にTFTで行われるコスプレイベントがあるらしい。
  コミケより規則が厳しくなく好評だそうで・・・)
コミケだけでなく、COMIC1サンクリ、女性向けであればシティが当てはまる。
コミティアに関しては、創作だけということで含めていない)
地方に行けば、コミコミやトレジャーとかも入るのかな?


他にも原作の放映時期、連載時期に気をつける必要がある。
たとえば放映終了した直後とかであればジャンルも賑わっているし
読み手の購買意欲。書き手の創作意欲も強い。
それが放映終了後1年経ってからとなると、勢いも落ち着いてしまっている。
⇒それだけにジャンルが好きな人が残っている(≒濃い本に出会える)かもしれないけれど・・・。


最後に、同ジャンルのほかのイベントの開催時期に関しても気をつける必要がある。
同ジャンルが開催している中に同じジャンルを打つことで、サークルの取り合いになってしまう。
それぞれのイベントがそこそこのサークル数になることで、参加者の総数が減り結局はジャンルの衰退につながる(一概にこうとは言えないが・・・)


とはいえ、金銭的なリスクも自分で負っている以上は開きたいと思ったときが開き時だと思う。
そして、案外開きたいと思ったときこそが開き時だったりするものだし、開きたいけど今はちょっと・・・と思えばそれは開き時ではないんだと思う。
どちらにしても、ジャンルが好きであれば開き時は案外わかったりするものじゃないかなと思う。